ひょうんなことから考えを巡らせたら、ドクター中松こと中松義郎にたどりつきました。最近のニュースと自分で作業しながら思っていたことが妙にリンクしてしまって(笑)記録媒体にまるわるそんな話です。
最近、日立製作所と京都大の共同開発で、三億年もデータ保存ができるという技術が発表されました。石英ガラスにレーザーを照射して記録し、読み取りは光学顕微鏡を用いるようです。三億年も記録を残すことが想像もできませんが、素晴らしい技術ですよね。
最新のニュースに触発され記録媒体について考えてみる。今ではCD、DVD、ブルーレイ、USB、SDカードなど様々な媒体にデータ保存できますが、昭和の時代といえば、フロッピーディスクが全盛期でした。そう、ここで思い出されるのがドクター中松氏です。フロッピーと言えば、ドクター中松氏だったなぁと思いながら、google先生で検索したわけですが、どうやらフロッピーディスク自体の開発は中松氏ではなかったようです。
ウィキペディアで調べてみると、フロッピーディスクのページには一切中松氏という言葉はありません。
一方、中松義郎(ドクター中松)氏のページには「私の発明にはフロッピーディスクがある」と語った旨が掲載されています。
ウィキペディアではよくわからなかったので、いろいろ調べてみるとこちらの記事がわかりやすかったのでご参考に。
参考:【斜め前からの視点】ドクター中松とフロッピーディスクの真実
要は、フロッピーディスクそのものを発明したのがドクター中松氏というわけではなく、フロッピーディスクの原理となった紙のような媒体に記録する技術を発明したというのが真相のようです。その技術はもちろんすごいですが、さもフロッピーディスクを自分で開発したというドクター中松氏もすごいです。
ある意味ドクター中松氏もすごいですが、フロッピーディスクは今でも人々の記憶に残る記録媒体です。フォントアイコンを多用するようになり、「Font Awesome」というアイコンをウェブサイトに組み込んでいます。矢印だけでなくビジュアルアイコンがあることで視認性が高まると思い、CSSボタンと併用して使っています。
そこでも、ふと気がついたんですよね。保存というアイコンがフロッピーディスクであることに。(フロッピーはフロッピーであるんですが、SAVEもフロッピーですよね!)
そして、エクセルの保存もフロッピーディスク
PDFの保存アイコンもフロッピーディスク
知らずのうちに、「保存する」ことを象徴するアイテムがフロッピーであるということに。これこそが本当にすごいと思ってしまいました。先にも言いましたが、「人々の記憶に残る記録媒体」であることに変わりはありません。
と、今日はたわいない話でした。
それではごきげんよう。