この本と出会ったのはたぶんFacebookの広告だったかと思います。日本のコピーライティングの本であまりピンとくるものがなく、何かいい著書がないかと探していた時にタイミングよく知りました。その広告にあった動画も新手のマインドコントロールみたいな淡々とした口調の動画でかなり怪しい感じだった印象を覚えています。

 

 

一生、お金に困らない!?

本の帯には「一生、お金に困らない!独立・開業の最強スキル」とありましたが、正直この本だけでは厳しいと感じました。

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・コンサル業で自分を売りたい方
・コンセプトや開発にこだわった商品を売りたい方
・専門的な検査や立証された商品や知識をお持ちの方 など

 

このような方々が実践するには、かなりヒントになるノウハウがあると思います。ウェブのセールスコピーとあり、ランディングページやステップメールなどの作成に大いに役立つポイントがあります。
ですので、商品を多売するECサイトやリスティング広告などのコピーライティングをする方には、あまり向いていないと感じました。

 

マリア・ヴェローソによる著書で原作はアメリカということで読みにくさもあります。顧客の心をつかむ心理テクニックが随所にあるのですが、体系的ではないので理解のしにくさがありました。しかし、テクニックのひとつひとつの内容については、納得感が得られるものでした。

 

 

ダイレクト出版からのセールスレター

もともとメルマガ登録をしたのかそれさえもわかりませんが、訳者の寺本隆裕氏からステップメールが来ます。この本と合わせてその内容を見ると、最近のステップメール商法についてさらに理解が深まります。5万円くらいのセールスライティングの講座のアプローチが来ます。

 

私は彼らの思惑にはハマりませんが、この本と彼らの動向、いくつかステップメールをやっている起業家のメルマガを拝読していれば、それだけでも十分なスキルが得られるはずです。このタイミングで「謝罪」をいれるのか、など巧みな心理戦にはとても感心しました。

 

私はいろんな意味で良書に出会ったと感じています。

 

 

コピーライティングの必要性

今、インターネットの世界では、だれでも文章が書けます。ブログにはじまり、今はクラウドソーシングも盛んになり、まとめサイトやライティングの請負など、素人がだれでも物書きを名乗り公開しています。情報過多であることは言うまでもなく、プロとしてこれまで以上にユーザーを引きつける能力が必要になってきます。私はその危機感のために勉強しているところですが、心に響くコピーの表現方法、そしてタイミングなど改めて考えさせられた1冊です。

 

ただし、「ウェブ・セールスコピーの法則」の鵜呑みは危険ですので、ひとつの手法として読みとどめるのがおすすめです。
それでは、ごきげんよう!

 

 

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2014.11.26追記

この記事の反響をうけて、続きの記事を書きました!

【書評】ウェブ・セールスコピーの法則 つづき>>>