起業家さんたちのWEBサイト制作に携わるようになって、いろいろと感じるようになりました。起業家さんたちは、自分たちのビジョンはそれぞれあるのですが具体性がない方が多い傾向にありました。それを引き出さないと集客できるページ制作ができないと感じていたので、ちょうどよく私にベネフィットする一冊でした。
※本は地元の図書館で借りました。。。
USPとはUnique Selling Propositionの略で自社独自のサービスで顧客にアプローチするための強みや価値のことをいいます。いわゆる会社ホームページというものは、作っただけではだめで自社の強みをどれだけ表現できるか、それによって集客・問い合わせを増やす影響度合いも変わってきます。
この本ではUSPを引き出す手法についての手引きがされています。ちょっとしたワーク形式でやったら、簡単にUSPを導き出せると思いました。
各事業のWEBサイトの事例をもとに、コンセプトの立たせ方やアプローチ、表現手法などもありますので、様々な事業のUSP表現方法はとても参考になります。ただし、自分のビジネスに対してとことん追求して売り上げを上げたいという方にとっては、半ページくらいが事例になっているので、物足りなさを感じるかもしれません。集客が10倍アップするホームページのつくり方といっても、数字の伸ばし方のコツや具体的なノウハウというわけではないので。
USPを最大限に活かしたWEBサイト制作という意味では、とても勉強になりました。
それでは、ごきげんよう!