【おすすめ本】21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由

  いつだったか自社の都合しか考えない企業様とお話をしたことがあって、なんとなく「ビジネスをデザインせよ!」と思ったことがあるのですが、その時なんとなく思ったことがここに通じていたんだと、すごく自分の中にあった大事な思考プロセスをこの本を読んで理解しました。 DSC_3264  

デザイン思考と戦略

本作の著書は、日用品ブランドを数多く手がけるP&Gでファブリーズやレノアのブランドマネージャーを務め、ソニーのデザインセンターで新規事業を手がけたという方。もともとデザインに理解のある方でしたが、アメリカのイリノイ工科大学デザインスクールで学んだ経験をもとにデザイン思考の戦略についてが書かれています。   ビジネスでキャリア志向の強い方はMBAの取得を目指すかと思いますが、海外ではこのMBAに企画開発のプログラムを組み込むところもあるのだとか。個人的な感想ですが、これまでのビジネス思考、ロジカルシンキングやクリティカルシンキングでは、イノベーションを起こせる何かを生み出しにくくなっていることと、これまで以上に消費者視点で物事を考えることが必要になってきているからだと思いました。   プロモーションほかWEBサイトでも消費者の行動が理解できなければ、消費者との接点など持てるわけがありません。だから、消費者とのコミュニケーションをいかに図れるのか、そのプロセスをデザイン思考で持つというわけです。逆にデザイナーも単にデザインができればいいのではなく、消費者起点の戦略が持てるかでスキルも変わってくるということです。    

デジタルマーケティングに関わるならぜひ読んで!

ペルソナやカスタマージャーニーマップといった手法は、デジタルに関わってきている人間ならお馴染みのこと。最近は、ユーザーの行動経験も重要視しながら、設計することが必須になってきています。いかにユーザーの行動に無意識的に入り込めるのか、それをストーリー立て、ビジネスとユーザーインサイトをマッチさせることが大事です。   この本にはそれらに必要なリサーチ方や思考のプロセス、一連の課題定義や統合プロセスのノウハウが詰まっていました。   新しい思考でぜひこれからのビジネスを考えてみませんか?