集客できるのはアメブロか自前ブログか?

 

この議論は、WEBに携わる方ならどちらを優先にすべきか、ある程度察しがつきます。どちらにもメリットデメリットがあり、どちらが正しいということはありません。「アメブロはやめた方がいい」、いや「アメブロで集客できる」、どちらももコンサルによって意見が割れます(笑)ちなみに私は前者の方ですが、その理由を含めて書きたいと思います。

 

アメブロのメリット・デメリット

画面のイメージはログイン画面です。本当はトップページをキャプチャーさせてもらおうと思ったのですが、ディズニーさんのバナーが入っていたので、版権都合もありますので避けました。。。もう、サービスを開始されてから10年経つのですね。早いものです。

Ameba

 

さて、まずは前提のお話ですが、アメブロとはアメーバブログ(Ameba BLOG)の略称で、サイバーエージェント社が提供するレンタルブログサービスです。このアメブロを利用するメリット・デメリットを考えていきましょう。

 

アメブロ利用のメリット

【1】利用者が多い
ブログだけではありませんが、Amebaのサービスを利用する方はPCで3000万人以上います(2013年9月時点)。こういった会員数は、メディア広告の媒体資料に書いてあるので、企業やサービスの規模感を調べる場合には参考にできます。約2割がアクティブユーザーだとしても、その数は多いですね。

【2】無料ですぐ利用できる

一部、有料機能もありますが、無料で手軽にはじめられることは大きいです。操作に慣れない方でも、簡単にできるのもうれしい特長。

【3】コミュニティの形成がしやすい
みなさんもご存じ、アバターといわれる自分のキャラクターをネット空間に居住させるピグや各種ゲームなど、仮想空間でのコミュニケーションツールはとても優れています。ユーザーはその延長上の感覚があるので、ブログであっても趣味嗜好が近いユーザーとコメントしあったり、読者になったりと、他のブログサービスに比べて、コメント率も高いというのも魅力的です。

 

アメブロ利用のデメリット

【1】ブログの機能に制限がある
有料で開放できる機能もありますが、自由度に制限があります。すべてを自分の世界観でブログを構築できるかというとそれはできず、アメブロの仕様に依存してしまいます。

【2】新規参入の難しさ
これは、ビジネス全体で考えても容易なことではありません。アメブロには、ランキングでの評価もありますが、古くからいるユーザーに勝つことはほとんどできません。会員数も多いので、ジャンルからの流入も難しく、地道な活動が必要です。

【3】独自ドメインは使えない
企業ドメインとは別のアドレスで運用することになります。【1】もそうですが、会社HPとの連動感を出すことが難しいので、「別物」的な存在になってしまします。

【4】検索エンジンからの流入が難しい
検索エンジンのアルゴリズム(検索のしくみ)は、日々進化しています。かつては、こういったブログの上位表示は多かったですが、今は少なってきているのが現状です。話題性のあるもの、あとは専門的に深堀したコンテンツは比較的SEOは有効ですが、SEOにおける構造、内部的施策は有効ではないと考えます。
アメブロは多くの会員と接触機会がありますので、そういったユーザーとのコミュニケーションが形成できるのであれば、ブログへのアクセスも見込めますが、外部からの流入はもちろん、完全に切り離された世界で運用することになります。

 

自前ブログの運用メリット・デメリット

ここでいう自前ブログとは、自社で運用しているドメインなどを活用して、独自にブログシステムを構築し運用することを差します。最近では、CMS(コンテンツマネジメントシステム)と呼ばれるツールが進化し、手軽にブログサイトが作れるようになっています。代表されるのが、今やWordpressですね。XOOPS (ズープス)、Movable Type(ムーバブルタイプ)などもかつては主流でした。

 

自前ブログ運用のメリット

【1】自由なカスタマイズができる
CMSツールを使ったとしても、自由にレイアウト変更が可能です。自社サイトの延長上のデザインも可能で、一連のコンテンツとの連動性を高められます。

【2】独自ドメインの利用OK

これは、自社サーバーに構築するので、ドメイン配下での設定ができるため、名刺などに記載するURLもわざわざブログ用URLを書かなくても、会社URLひとつあれば、ブログも見てもらえます。

【3】集客力のアップ
これは、最近はやりの「コンテンツマーケティング」と連動できるといった特長があります。ブログの構造や書き方に工夫が必要で、中・長期的な実践が必要ですが、自社の会社HPの集客力をあげていくことができます。そのテクニックについては、また別に書きますね。

 

自前ブログ運用のデメリット

【1】運用までに時間がかかる
構築に慣れた人であっても、デザインの調整や機能のカスタマイズが必要になれば、事前準備に時間が必要です。

【2】地道な運用に耐える
メリットに集客力のアップと書きましたが、運用開始段階での反応は薄いです。ただし、この時期にコツコツとブログで情報を蓄積していくと、のちに検索エンジンからの評価をあげることができます。

 

アメブロはアメブロで、利用者数も多いのでとても魅力的ではありますが、実は自前でブログやるのと変わらず、はじめの集客には苦労をします。のちのちの自社サイトのコンテンツ力を高めることに注力するのであれば、私は断然自前ブログの運用をおすすめします。そのノウハウでしたら、教えることはできます。

少し前に、私の知人がアメブロ推しコンサルにつかまったようでして、○○ジャンルで週間ランキング1位になりましたと高々とFacebookに投稿していました。よくよく見てみると、ニッチなジャンルで投稿者があまりいなそうなところですね、そしてアクセス数もたかが200くらい。ほとんどみられることないジャンルでも、1位はうれしいことですが、そもそもブログがなんのためにあるべきか…と考えた時に、本質を逸脱しているように感じました。

ブログはユーザーに知ってもらいたいことを発信する場。自社の販売やサービスを利用してもらいたいということであれば、興味あるユーザーに広くアプローチする必要があります。そのために、引きつけなければならないユーザーの数と質、そういうことを考えながら、ブログの運用やブログサービスの利用を考えていかなければなりません。

 

まとめ

アメブロ以外にもブログサービスを展開している会社はたくさんあります。それらを含めて、自前のサイトとのメリットデメリットを考えてみてください。ここではよく聞かれるアメブロを例にしましたが、自分が伝えたいと思う内容とそれを知ってほしい、見てほしいユーザーはどこからやってくるのか…そんなことを前提に考えると、自ずと選ぶべきものが見えてきますよ。
それでは、ごきげんよう。