今日、Gigazineさんのトピックスを見ていたら、記事で紹介されているサイトはちょっとウェブ解析の説明に使えるなと思いまして、ちょっとした情報共有です。また、お客様との問い合わせのやりとりにも使えるので、うまく活用すると便利です。
初級ウェブ解析士の公式テキストにもあるのですが、ユーザーがWEBサイトにアクセスするときにどんな情報を取得できるのか、その用語と定義を知る必要があります。ウェブ解析士といっても、WEBに関わっている人もいればそうでない方もいて、本当にいろいろな方が勉強されています。特に、はじめて勉強する方にはテキストを追っても「なんでデータが取得できるの?」というところでつまづくと、釈然としないまま無理やり理解を進めてしまいます。そういうときにGigazineさんの記事であったサイトが役に立ちそうです。
そのままの直訳ですが「私が使っているブラウザは何?」というサイトです。
What browser am I using?
http://www.whatsmybrowser.org/
このURLにアクセスすると、自分の使っているOSやブラウザ情報、IPアドレスなどの情報が一目でわかります。
取得できる情報
など
WEBサイトのアクセス時に取得できる情報が見られることで、ユーザーのアクセス情報の集合値でウェブ解析ができるということがイメージできてきます。細かい補足で、ユーザーエージェントでわかることとJavaスクリプトでわかることと、そんな説明を加えることでさらに知識の深度が加わるので、私も説明がしやすくなるなと、そんなことを感じました。
画面解像度を変えてアクセスすると、ちゃんとその数値が反映されていました。ユーザーの環境をしっかり把握することができるので、リアルで実感してもらえるのはとてもわかりやすいです。
ホームページがうまく表示されない、動作しないなど、お客様からお問い合わせをいただきます。それは、BtoCであっても、BtoBであっても同じようなご連絡をいただきます。そのとき、自分の環境ではきちんと表示・動作ができていても、お客様はできないの一点張りになります。そのとき、ただできないと聞いただけは、何の解決にもならないので、お客様の環境をお聞きしますよね。ある程度WEBを知っている方なら、ブラウザを教えてくださいなど聞けますが、詳しくない人だとそれさえ聞くことが難しかったりします。
この「What browser am I using?」サイトにアクセスしてもらえれば、お客様の接続環境がわかります。そしてこのサイトは、その接続情報をURLで記録してくれるので「Copy」というボタンでURLをクリップすれば、あとはメールに貼り付けて問い合わせをしてもらえれば、確実な情報で対応でいるというメリットがあります。
CSSの表示だけでも、ブラウザによって対応・非対応ありますからね。これだけの情報をもらえたら、やりとりを減らせるので助かります。
参考サイト:初心者のサポートに役立つOS・ブラウザ・IPアドレスなどの情報をカンタンにコピペ&短縮URL化できる「What browser am I using?」
今日はそんなこんなのツールのお話でした。
それでは、ごきげんよう。